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借りることができるお金と返せるお金

住宅ローン│借りることができるお金と返せるお金

お客様からご相談を受けた時、必ず確認するポイントが3つあります。

 

・間取りやプランなどについてのご要望

・建設予定地の情報(不動産屋さんなどからいただいている資料があれば、コピーなどさせてもらっています)

・家づくりのご予算と住宅ローンの毎月の希望返済額

 

間取りやプランのこと、土地のこと、お金のことについて、具体的なお話を聞きながら、アドバイスをしたり、概算のプランや資金計画を作っていくのです。

 

 

以前、ご相談にお見えになった方の話。

神奈川県に住む若い(20代)のご夫婦でした。

会社に来ていただいてお話をうかがっていた時に、ご予算についての質問をさせていただきました。

 

ご予算をお聞きするときは、総予算と希望する住宅ローンの毎月のご返済額の2つをお聞きしています。

 

「総予算は3、000万円。住宅ローンの毎月の返済額は、6万円くらいが希望です」

 

奥様がお答えになりました。

 

 

お若いのにマイホーム購入のご予算が3,000万円もあるなんて立派だな。と、思う反面、その金額を聞いたときに、頭の中は「?」でいっぱいになりました。

 

仮に、3,000万円の住宅ローンを、金利1.5%、35年返済で借りた場合、ボーナスなしの毎月の返済額は、92,000円ほどになります。

同じ条件で、毎月6万円の返済として借入することができる住宅ローンの額は、1,960万円ほどです。

 

総予算と住宅ローンの毎月の返済額から試算した借入額との差は、1,040万円。

毎月の住宅ローンの返済額の差は、32,000円です。

 

住宅の購入資金は、自己資金+住宅ローン+援助ですから、総予算と住宅ローンの希望借入額との差額の1,040万円分の自己資金があるのか?

(ご両親などからの)援助があるのか? それが謎だったのです。

 

 

奥様に、ずばり総予算と住宅ローンの希望借入額との差をお聞きしたところ、

「以前、地元の金融機関で住宅ローンの事前審査をしたことがあり、その時、『3,000万円まで住宅ローンを組むことができる』と、言われた」

というのが、理由でした。

 

(このご夫婦が、このままマイホームを購入してしまったら、インターネットにある『家づくりの怖い話』に載りそうな話ですね)

 

お話をうかがい、疑問もなくなったので、借入額と住宅ローンの返済額のシミュレーションをして、内容をご理解いただきました。

 

そこであらためて、マイホーム建築資金の総予算を決め、土地探しや間取り・プランのお話をさせていただきました。

 

 

家づくりには思わぬ出費が発生する場合もありますから、住宅ローンも含めて購入資金は多めに用意しておいた方が良いとは思います。

しかい、借りることができるからといって、必要以上に住宅ローンを借りてしまうと、後で後悔することになるかもしれません。

お気をつけください。

 

<家づくりの教訓>

住宅ローンは、無理なく返せる額も決めて話をしよう