沖縄県の木造住宅事情

東京都内にお住いの方から、「沖縄県で木造住宅を建てたい」というご依頼をいただいています。
このお客様は沖縄県に移住をお考えだそうです。

沖縄県の住宅は、ほとんどがコンクリート造(すらぶやー)だそうですが、お客様は自然派嗜好の方なので、木造の家がご希望とのことでした。

沖縄県の木造住宅事情はどのようになっているのか?
調べてみました。

沖縄タイムス・プラス(2017年10月21日)の記事を抜粋すると、

・沖縄県内の木造一戸建て建築戸数は、2006年に206件だったが、2016年には715件。10年間で約3.5倍になっている。
・沖縄県では建設需要の高まりから鉄筋コンクリート造の住宅建築単価が上昇しているために、低価格・ローコストで建築できる木造住宅の人気が高まっている。
・さらに、着工から完成まで最短4ヵ月程度という工期の短さも木造住宅の魅力である。
・沖縄県木材協会の嘉数尚廣専務理事は「技術の進歩で防虫、耐震対策も進み、一昔前の木造住宅とは違う。今後も需要は伸びるだろう」とみている。 そうです。

沖縄県では、木造住宅の人気が高くなっているようです。

沖縄に移住を考えているお客様は、沖縄に友人も多く、さまざまなアドバイスももらっているようです。
最初の打合せで言われたことは、
・シロアリ対策
・台風などの風害対策
・塩害対策
沖縄で木造住宅に住みたい気持ちは強いが、この3点が特に心配とのことでした。
(ごもっともな心配だと思います)

沖縄県の住宅性能や仕様などについては、調査をしなければならないこともありますが、沖縄県で木造住宅専門にしている工務店との提携もでき、適切なアドバイスももらえることになりました。

プランやご予算もまとまったので、これからご契約をいただき、着工に向けて具体的に動き出します。

<家づくりの格言>
郷に入れば郷の家

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